大きな本屋で実際に調べた参考書の中で良かったものをランキングで紹介します。また、 日本工業英語協会等が出版しているものや、興味深かったものも番外編等で紹介します。
漢字検定などのメジャーな資格とは違い、工業英検はマイナーな資格のため、過去問は日本工業英語協会が出版している公式問題集しかありません。
本書は問題の解き方が掲載されている問題集ですが、過去問として使えます。本の最後の方には、工業英検3級に出題される英単語の一覧があり、出題範囲を把握する上でも役立ちます。
過去15回分の試験問題が掲載されている公式問題集です。本書は問題と解答しかなく、解説がありません。
そのため、個人的には、あまりオススメ出来ません。ただ、実際の試験通りに掲載されいる過去問はこの本だけ、というのが現状です。
工業英検3級や4級は英単語が完璧なら、合格はほぼ確実です。
勉強する際には「工業英検3級クリア 」や「工業英検3級対策」に掲載されているボキャブラリーを中心に学習します。
高等専門学校の英語の授業で使われている単語集です。「理工系の」という書名通り工業英単語が3300語掲載されています。
本書の特徴は、英単語1語につき数和訳と1例文、1解説が書かれていることです。また、CDが2枚ついており、耳で覚えることもできます。
難易度は中学レベルから工業英検2級まで、と幅広く、実際の工業英検3級の勉強では、本書の2000単語ぐらいを覚えます。現在は最新版「COCET2600」が販売中です。
英単語1語につきイラストが1つ掲載されています。文字ではなくイメージで暗記できるため、非常に覚えやすいです。また、接頭辞や接尾辞の解説があるもの利点です。ただ、発音記号がカタカナ表記であるため、少しマイナス評価です。
私の中で、本来はこの本が1位です。ただ、4級の参考書ということもあり、2位にランクインしました。3級を受験する方でも、工業英語が初めての方は、まずオススメの本です。
本書の特徴は、英単語1語につき例文6?10程度、関連語10程度が掲載されており、単語数は約250語とやや少なめですが、例文が2062もあることです。
付属のCDにはMP3の音声データがあります。他の工業英単語集とは違い、単語だけでなく、英文の音声データも収録されています。
本書は1語1語を徹底的に暗記する方法に向いており、本書で工業英単語を学習するには時間がかかるので、ご注意を!
ベストセラーの「キクタン」シリーズの工業英語版です。本書は付属のCDを聞いて、リズムにのって英単語を覚えることが特徴。ただ、例文がないことが個人的にはマイナス要素です。
「工学編」の範囲は工業英検3級向きですが、「情報科学編」などの他のキクタンサイエンスシリーズは3級の範囲を超えています。
本書の特徴は500の工業英文がひたすら羅列されていること、そして、1600の工業英単語のリストが掲載されていることです。発音記号や解説、CDもなく、しっかりとした基礎が身につかないのでオススメしません。
工業英語は難しい文法はあまりありません。ただ、特殊な文法があり、TOEICや英検上級者でも少し迷います。基礎的な工業英文法を身につけば、3級のみならず2級の試験でも安心です。
高等専門学校の工業英語の授業で使用している教科書です。工業英語の基本事項が説明されています。ただ、受験用参考書とは違い、黒一色で書かれているため、自分で赤線を引くなりして勉強する必要があります。
工業英語を勉強する上で、役立つ参考書を紹介します。
工業英検に出題される問題を的確に出題している問題集は本書くらいです。問題集として、それほどオススメではありませんが、過去問としてはお勧めです。
工業英検3級の試験と関連性のない問題が多いです。また、解説がない問題が多く、オススメ出来ません。ただ、本の最後の方には、工業英検3級に出題される英単語の一覧があり、出題範囲を把握する上でも役立ちます。
書店で見つけた参考書や工業英検4級の参考書などを紹介していきます。(メモ的な内容なので、読み飛ばして下さい。)
本書は例文で単語を覚えるタイプの本。工業英語の解説や付属のCDもついており、良い本ですが、掲載されている単語がやや難しく工業英検2級向けです。
工業英語の教科書のような本です。工業英検4級に出題される単語の一覧が掲載されていることが特徴です。
工業英検4級の問題を解説しています。3級版と異なり、工業英検4級に出題される単語の一覧が掲載されていません。
工業英検4級を合格し、3級を挑戦する方を対象としている本です。本書は問題と答えのみが掲載され、解説がありません。