2014年度7月、工業英検に準2級が新設されます。準2級の予想難易度と合格率を紹介します。
今までの工業英検には4級・3級・2級・1級の4段階あり、高専卒業し隊「英検・工業英検・TOEIC・TOEFL点数相関表」に表で掲載していますが、3級と2級の難易度の差は激しいモノでした。
英検 | 工業英検 | TOEIC |
---|---|---|
1級 | ||
1級 | 990 | |
810 | ||
準1級 | 2級 | 740 |
2級 | 520 | |
準2級 | 3級 | 400 |
3級 | 4級 | 365 |
4級 | 260 | |
5級 | 259以下 |
今回新設された準2級の難易度は、3級と2級の中間である、英検2級・TOEIC520点並みになると思います。
工業英検の合格率は毎年一定で、3級は約45パーセント、2級は約40パーセントです。準2級はその中間である、40パーセント台前半になるでしょう。
試験内容は3級と2級を融合させており、公式サイト(受験案内)によれば、出題形式は以下のようになっています。
出題形式 | |
---|---|
3級 | 英文和訳/和文英訳(短文)/適語補充/単語問題 (筆記試験のみ・全問マークシート方式) |
準2級 | 英文和訳/和文英訳(短文)/適語補充/修辞 (筆記試験のみ・記述式 50%、マークシート方式 50%) |
2級 | 英文和訳/和文英訳/修辞 (筆記試験のみ・全問記述式) |
2級は全問記述式だったので、正直言って面倒でした。また、英文和訳・和文英訳・修辞それぞれの問題に多種多様な解答があるため、問題集を解いていても、自分の解答が正解か不正解かわからないこともよくありました。
準2級は記号問題が半分を占め、解答のあやふやが解消されたことはいいことだと思います。